東横イン・・・

久々に、なんというか奇妙な気持ちになるニュースだった。

簡単に言えば、ホテル東横インが、身障者用の部屋や駐車場を無断で撤去し、喫煙スペースにしたり普通客室にしたりしていたらしい。これを受けてこの社長という人物が謝罪(?)の会見をしたが、「法定速度60km/hのところを、67〜68km/hで走っていた感じ」と、あまり悪びれた様子もなかった。なんか怒る前に、笑ってしまった。

なんか、昔「オヤジ」と言われる人種が社会で幅をきかせていた時代の人たちの残党が集まった組織なんだろうなぁと思った。「どうせ身障者なんか入らないし、利益上がらないよ」とか、「禁煙禁煙ってうるせーんだよ」とか、そういった感性の人たちがトップなんだろうなぁと思った。

今社会全体が、弱者は救済されて当たり前みたいな風潮になっていて、それはとてもいい事なんだけど、「弱者救済によってできた新しい弱者」、つまり喫煙でいえば、禁煙ブームによって追いやられたヘビースモーカーたちとかを受け入れるところが少ないと思う。そういう「時代についていけない人たち」の受け皿というマーケットって、実は確実に存在するのかもしれないねー。

もちろん、東横インは法を破ったわけで、早急に直すべきなのは当然なんだけどね。確かさー、東横インって昔、マリノスのスポンサーだったような気がするんだが・・・あー恥ずかしい。

ちなみに自分は、全くタバコは吸いません!なのに喫煙者の事を考えてしまうって何?東横インに対しても、怒ったり擁護したりする自分って一体何?