山梨県の合併

仕事で中央自動車道を走っていたら、市町村境に必ず名前とそれを象徴する絵みたいのがありますよね?あの市町村名の部分にずいぶん目隠しがされていたり、見慣れない名前に書き直されてあったりして、新鮮というか、不思議な気分だった。

前々日長野からこちらに来た松代屋重五郎さんから、チラっと聞いてはいたのだが、実際目にすると、本当に実感がわいた。

南アルプス市*1は、名前が有名になったし、ずいぶん前に合併したから違和感がないものの、笛吹市?ああ、笛吹川の方なんだろう、この辺はまだいい。甲斐市北杜市?うーん、イメージわかないなぁ。そうかと思うと、中道町や昭和町が残っていたり、考えれば考えるだけ、深みにハマる。地下鉄漫才みたいだわ。

昔3年ほど住んでいた人間としては確かに、山梨県はムダに町村が多いような気がしていたので、少しまとめてほしいなぁと思ってはいたんですが、旧市町村名や旧郡名から逸脱している名前だと、ホントにどこなんだろう?と思いますね。

ひるがえって、神奈川県は、平成の大合併では、一件も成立しないみたいですね。湯河原町真鶴町が合併して湯河原市になるのも白紙らしいし、相模原市津久井郡城山町などを併合する話も、白紙なんですよねぇ?代表的なのは、平塚市などがすすめた湘南市構想、市長が変わったら、さっさと白紙撤回。アレ一体なんだったんでしょうね?まぁ、各市町村、今の大きさで不便ないし、一般市民も、全然関心ナシでしたね。

山梨県は、総務省の思惑にウマくヤラれた感じですね。

*1:今回は通っていない