フィギュアスケート

トリノオリンピックの代表が次々と決まっている中、一番国民的関心事になってしまった女子フィギュアスケートの選考。なんだか女子マラソンみたいに実力伯仲なんで、1億総審査員状態になってるよね。

たださ、主観に頼るところの多い競技って、関心が高くなれば高くなるほど、大変だと思う。結果がすべてのマラソンでさえあんなにモメるのに、主観でポイントをつけるフィギュアになったら、そんなもん決着なんてつきませんって。

ただ、シーズン前からこの3人だろうと言われていた安藤美姫荒川静香村主章枝で、結果としてよかったんじゃないだろうか。中野友加里恩田美栄とかは、本当に頑張ったと思うけど・・・

巷間騒がれている浅田真央問題について、ひとこと言っておきましょうか。もし特例で認めたら、ああいう発達していない体重の軽い子を早くから育てて勝たせるという方法がまかり通ると思うんだよね。それより、ジャンプの回転数より大人としての表現力とかが多くのポイントとなるようなルールにしていかないと、みんなが浅田真央方式をとってくるような気がする。だから、あれはあれでよかったんだと思う。多分、4年後は体重が増えてしまって、今のような回転はできないだろうけど、それより女性として心身ともに成長して、表現力を身に着けて、バンクーバーで頑張ってほしい。