ローマで今度は相方が悶絶

起きると、相方である奥さんが「ダメだ…調子悪い」と言っている。観光に行きたいけど、午前中は無理だという。とりあえず一人で朝食に行くと、添乗員さんがすぐに気づき「奥さんはどうしたんですか?」と言うので、「いや、具合が悪いみたいで…」と言うと、「お休みしてていいですよ。もちろん旦那さんも付き添いますよね?」というので、「え、ああ、そうですね」と言ったが、本心はどちらでもよかった。添乗員さんに迷惑をかけないほうならば。

相方は、一番見たいのがバチカン市国でして、本当に悔しがっていた。気分としては、夜遅めに食べた中華が効いているとかいないとか。オレはヒマなので、すぐ向かいのキヨスクみたいなところに、イタリアで有名なスポーツ新聞「ガゼッタ・デッロ・スポルト」を買って読んだりした。

10時過ぎには少し調子がよくなったので、ツアーに合流するためにバチカン市国にタクシーで向かった。なんとかサンピエトロ聖堂でツアーに合流した。

実は、ここに来るのは人生二度目なのだが、もう、感想は「バカでかい・・・」しかない。荘厳であり、威圧感もある。日本ではありえないスケールに、ただ圧倒されるばかりです。

昼食時、ひょんな事から同じ日に結婚式を挙げた人たちがいる事が発覚した。

その後、コロッセオに行って、トレビの泉に行って、業者間の付き合いもあるのだろう、ローマ三越に連れて行かれた。その後スペイン広場で解散となった。

ちなみに、オレはトレビの泉で「へぇへぇへぇ…」と言って右の手のひらを下にしてはたくような素振りをした、何人目の日本人だったのだろう?

夕食は自由だったのだが、相方がかなり伊料理にてこずっていたので、日本食にする事にした。場所はトリビア…じゃない、トレビの泉の近くの「六甲」。夕食後、タクシーにてホテルに直行。おやすみなさいです。